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ユーロ円:北朝鮮の地政学リスク後退とフランス大統領選挙で上昇トレンド中

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先週のユーロ円は、ユーロ買いと円売りの動きが同時に発生したことにより、強い上昇トレンドが発生しました。

まずユーロ買いにつながった要因ですが、やはり第1回フランス大統領選挙の結果でしょう。

マクロン前仏経済相が優勢との結果が報じられたことにより、月曜日は上に大きく窓開けしました。

まだ第2回の選挙が控えているため、ここからさらに続伸するのは時期尚早かもしれませんが、ひとまずは押し目買いが有利な局面が来ているとみて良いかもしれません。

一方、円売りにつながった要因ですが、これは北朝鮮の地政学リスクが後退したことです。

噂されていた朝鮮人民軍創建85周年での核実験やミサイル発射実験が行われなかったことにより、円が買われる動きとなりました。

ただし、北朝鮮とアメリカの間ではいまが火種がくすぶっている状況であり、韓国大統領選挙が実施される5月9日までさらなる上値は期待できないかもしれません。

とはいえ、テクニカルチャートだけで考えると、ユーロ円は押し目買いで攻めたほうが良いでしょう。

では、テクニカルチャートをもとにユーロ円の動きを見ていきたいと思いますので、バイナリーオプションやFXの参考にしていただければと思います。

4時間足では次の材料待ちか

ユーロ円:テクニカルチャート
上記のテクニカルチャートは、ユーロ円の4時間足を表示させたものとなっています。

現在は21期間移動平均線にサポートされた状態となっていますが、ボリンジャーバンドは収縮してきていますので、このあたりでレンジ相場に突入する可能性もありそうです。

次の材料が出ると大きな動きにつながる可能性がありますが、現時点では落ちたところを丁寧に拾う戦略が有効となるかもしれません。

123円手前まで上昇するか?

ユーロ円:テクニカルチャート
上記はユーロ円の日足のテクニカルチャートとなっています。

これまで先々週まで下落を続けていたユーロ円でしたが、先週は続伸の一週間となりました。

122円のレジスタンスに非常に重さを感じるところではあるものの、バンドウォークが始まれば大きなトレンドにつながる可能性も否定できません。

テクニカルチャートだけで考えるのであれば、123円手前まで上昇する可能性もありそうです。

週足では21期間移動平均線を上回る

ユーロ円:テクニカルチャート
上記はユーロ円の週足のテクニカルチャートです。

大きく窓開けして相場をスタートしたことにより、ローソク足は21期間移動平均線の上で終えることに成功しました。

現在は一目均衡表の雲の上限がレジスタンスとなっているようですが、これを超える可能性は高いとみて良さそうです。


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